- ギヨーム・エラール
開祖に学び、世界に伝える――磯山博師範インタビュー
磯山博師範(1940年生)は、合気道開祖植芝盛平翁の直弟子として、1957年に17歳で合気会本部道場での修行を開始し、戦後の合気道発展において重要な役割を果たしてこられた。
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アンドレ・ノケに関する古い日本の新聞記事
アンドレ・ノケ先生は、合気道をヨーロッパに広めた功績でよく知られていますが、日本国内におけるその活動については、国外ではあまり知られていません。合気道の先駆者であり、記録の保存に非常に熱心な多田宏師範も、数か月前に私とお話しされた際、ノケの日本における役割について言及されていました。実際、私がノケが創設したグループで合気道を始めたことを知ると、多田師範はご自宅に戻られ、いくつかの資料を持ってきて私にくださいました。
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合気道における段位制度
日本の武道において、段位制度は、修行者の技術的進歩、技能、そして理解の深さを示す指標として機能しています。20世紀初頭に生まれた近代武道のひとつである合気道もまた、技術の熟練度だけでなく、個人の成長や哲学的洞察(人間形成)を重視する段位制度を採用しています。合気道における段位制度の意義を理解するには、その起源と、他の伝統武道との比較を知ることが不可欠です。
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香港合気道協会会長 ケン・コティエ師範
合気道研究家ギヨーム・エラール氏が、合気道の発展と普及に寄与した外国人武道家の伝記を紹介していく本シリーズ。今回はイギリスより本部道場を訪れ、植芝盛平翁より学びし、ケン・コティエの物語。“香港合気道協会”創設者にして、また長年、合気道外国人コミュニティの柱として、世界中へ合気道を普及させたコティエ師範の歩みとは!?
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ニューヨーク合気会創設者バージニア・メイヒュー伝記
合気道研究家ギヨーム・エラール氏が、合気道の発展と普及に寄与した外国人武道家の伝記を紹介していく本シリーズ。今回はNY合気会創設メンバーにして、〝女性合気道家の魁〟バージニア ・メイヒューの物語。女性ならではの感性から合気道を追い求め、植芝盛平翁の姿に見た、内面より生まれる〝真の強さ〟とは!?
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"アイルランドの空手&合気道の父” アラン・ラドックの伝記
合気道研究家ギヨーム・エラール氏が、合気道の発展と普及に寄与した外国人武道家の伝記を紹介していく本シリーズ。これまでにアンドレ・ノ久クリスチャン・ティシェ師範について紹介してきたが、今回は''アイルランド合気道の父,,アラン・ラドックが登場。ラドック師が旧本部道場で見た植芝盛平晩年の「合気道」とは!?
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クリスチャン・ティシエ師範の合気道ヒストリー
その華麗なる演武と後進を惹きつけてやまない人柄で、世界中に熱心な弟子とファンがいるChristian Tissier師範(クリスチャン・ティシエ)。舞台に華を添える千両役者の如き、この突出した合気道家は、いかにして育まれたのか。植芝吉祥丸道主、山口清吾師範らの薫陶を受けた日本修行時代から、フランス合気道界を代表する現在に至るまで、ティシエ師範が歩んだ「合気道ヒストリー」について、弟子であり合気道研究家のギヨーム・エラール師が直撃!
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琢磨会幹事長・小林清泰師範 「合気探究」の生涯
大東流合気柔術八段・小林清泰師範は、久琢磨の直弟子にして、師の教えを継承する「琢磨会」の幹事長を務める、斯界の重鎮である。