先週の土曜日、横浜合気道場では、友好道場である武田道場との特別な合同クラスを開催いたしました。当日は約50名もの熱心な参加者が集まり、合気道の稽古、コミュニティの交流、そして季節の楽しみを満喫する素晴らしい一日となりました。
午前中は、90分間の子どもクラスからスタート。前半・後半の二部構成で行われ、山手のサン・モール・インターナショナルスクールのバスケットボールコートを会場としてお借りし、広々とした安全な環境で元気いっぱいの稽古が行われました。前半はギヨーム先生が、準備運動と受け身を中心に指導し、後半は武田大雄先生が担当。子どもたちは異なる教え方やエネルギーに触れながら、それぞれの先生のスタイルを体験しました。全体を通して、集中力と熱意、そして協力の精神が随所に感じられました。大雄先生はグループワークを多く取り入れ、子どもたちが自由に交流できるよう工夫されており、まさに合気道という共通言語を通じて心を通わせる姿が印象的でした。
子どもクラスのあとは、大人のクラスが行われました。こちらはギヨーム先生による指導で、中心軸の使い方と技の中での脱力をテーマに、活気ある稽古となりました。大人たちが室内で稽古に励む一方で、子どもたちと保護者は春の陽気のもと、校内の園庭で遊んでリラックスした時間を楽しみ、まさに「修練」と「遊び」の理想的なバランスが生まれました。
稽古後は、クーガーカフェにてランチ懇親会を開催。両道場の道友やご家族、指導者同士が気軽に語り合い、交流を深める貴重な機会となりました。締めくくりには、多くのご家族がそのまま山手の丘や元町エリアを散策し、文化的でのんびりとしたひとときを満喫。充実した一日にさらに彩りが加わりました。
武田大雄先生をはじめ、武田道場の皆さまには山手までお越しいただき、心から感謝申し上げます。そして、参加してくださったすべての方のポジティブなエネルギーにも、深く感謝いたします。本ブログでもこれまでに何度か触れてきましたが、横浜合気道場が設立初期を乗り越え、県内で様々なご縁を築いてこられたのは、武田ファミリーの支えがあってこそでした。今回、ようやくそのご恩に少しでもお返しできたこと、そして会員同士が新たなつながりを築けたことを、とても嬉しく思います。
このようなイベントは、「共に稽古すること」「仲間とつながること」の本質的な価値を再確認させてくれます。次回の合同イベントも、今から楽しみにしています!